収納を制す者はキャンプを制す|初心者向け収納ギア完全ガイド

キャンプを始めたばかりの頃、ついつい後回しにしてしまうのが「収納」問題。

テントや焚き火台、バーナーやチェアなどのギアを揃え、いざキャンプに出かけてみると、「あれ、あれはどこに入れたっけ?」といった混乱が起こりがち。収納アイテムをきちんと用意していないと、準備・撤収の時間も無駄にかかってしまいます。

この記事では、キャンプ収納の代表格である「ギアボックス」「トランクカーゴ」「アルミコンテナ」の3タイプを取り上げ、それぞれの特性と使い分け方をわかりやすく解説します。さらに、ロマン溢れるアルミコンテナカスタムの世界にも触れます。

① ギア愛を整理する「ギアボックス」系

ギアごとの収納や、持ち運びに特化した収納が「ギアボックス」。布製で軽く、仕切りやポケットが多いのが特徴です。特にRATEL WORKS(ラーテルワークス)TOKYO CAMPの製品が人気です。

代表スペック(RATEL WORKS ギアコンテナ)

  • サイズ:W500×D300×H300mm
  • 素材:ポリエステル(防水加工)
  • 容量:約40L
  • 価格:5,000〜7,000円
  • 出典:RATEL WORKS公式サイト

メリット

  • 軽くて持ち運びやすい
  • 仕切りやポケットで整理しやすい
  • 車載時に変形しても安心
デメリット
  • 型崩れしやすい
  • 重いものを詰め込みにくい

② 無骨で万能な「トランクカーゴ」系

キャンパーの定番収納ギアといえば「トランクカーゴ」。中でもリス社無印良品の頑丈収納ボックスは高評価。頑丈なポリプロピレン製で、フタの上に座る・立つなどの使い方も可能。車載やスタッキングにも優れており、整理・運搬に重宝します。

代表スペック(無印良品 頑丈収納ボックス・大)

  • サイズ:W600×D390×H370mm
  • 容量:約50L
  • 耐荷重:約100kg(座って使用可能)
  • 価格:2,990円(税込)
  • 出典:無印良品公式サイト

メリット

  • フタがフラットでテーブル代わりになる
  • フタが本体に固定できるため、荷物の出し入れがしやすい
  • 積み重ねできて車載性に優れる
  • 価格が手頃で入手しやすい
デメリット
  • フタを外した際、置き場所に困ることがある

③ 無骨と美しさを両立「アルミコンテナ」系

収納ギアにロマンを求めるなら「アルミコンテナ」。美しい金属の質感と、無骨な雰囲気が魅力です。近年はダルトンベントラックス(パンドラ)といったブランドの人気が高まっています。

代表スペック①(ダルトン アルミコンテナ M)

  • サイズ:W530×D370×H280mm
  • 重量:約3.8kg
  • 価格:17,600円(税込)
  • 出典:DULTON公式サイト

代表スペック②(ベントラックス PANDORA 43L)

  • サイズ:W605×D385×H260mm
  • 重量:約4.5kg
  • 素材:アルミニウム(防錆加工)
  • 価格:約22,000円
  • 出典:VENTLAX公式サイト

メリット

  • 圧倒的にかっこいいビジュアル
  • 防水性・耐久性に優れている
  • 焚き火の近くでも安心して使える
デメリット
  • 価格が高め
  • 中に仕切りがなく整理が必要
  • 空でも重い

ロマン枠:アルミコンテナのカスタムスタイル

アルミコンテナは、収納だけでなくカスタムの楽しさも魅力の一つ。ウッド天板をつけてテーブルにしたり、レザーハンドルや真鍮のパーツを装着したり、自分好みに育てていけるのが大きな特徴です。

SNSでは「#アルミコンテナカスタム」でおしゃれキャンパーたちの実例が多数投稿されており、インテリアとしても映えるギアです。

まとめ|収納の使い分けでキャンプが劇的に快適になる

収納ギアは、ただ道具を詰め込むだけでなく、快適さや効率性を大きく左右する重要な要素です。それぞれの特徴を活かして、以下のように使い分けるのが理想的です。

  • ギアボックス:ランタン・カトラリー・小物類など、キャンプ場で頻繁に出し入れするものを分類収納
  • トランクカーゴ:寝袋・マット・焚き火台など、かさばるメインギアをまとめてスッキリ整理
  • アルミコンテナ:カスタムして「見せる収納」に昇華。これ1個でキャンプに行けるミニマルスタイルにも最適

収納ギアを整えることで、準備や片付けの手間が減り、キャンプ本来の楽しさにより集中できます。あなたにぴったりの収納スタイルを、ぜひ見つけてください。

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