30代になると、友人と顔を合わせる機会は「飲み会」が中心になってきていませんか?
学生時代や子どもの頃は、ゲームで盛り上がるだけで何時間も笑って過ごせたもの。でも社会人になると、そうした「遊び」の時間が少しずつ減っていきます。だからこそ、自然の中で過ごすキャンプという非日常の時間を、童心に帰って楽しめるチャンスに変えてみませんか?
今回は、キャンプでおすすめの「持ち運びやすくて盛り上がるボードゲーム」を参加人数別にご紹介します。道具が少なく、ルールも簡単で、初心者でもすぐ楽しめるものばかり。いつものキャンプがもっと特別になること間違いなしです。
2〜4人で遊べる|少人数でも盛り上がるボードゲーム
カタカナーシ
お題のカタカナ語を、カタカナを使わずに説明して当ててもらうゲーム。「サッカー」を「芝生の上で足を使ってゴールを狙うスポーツ」などと説明して、相手が当てられたら成功です。シンプルなのに頭を使う絶妙なバランスで、語彙力と発想力が試されます。キャンプの焚き火を囲みながら、思わず「それズルい!」と叫びたくなるような盛り上がりが魅力です。
ハゲタカのえじき
自分の持ち札を1枚選んで一斉に出し、一番大きい数字を出した人が場の得点カードを獲得できるシンプルなカードゲーム。ただし、他の人と数字がかぶると失格になるので、心理戦の要素が強いのが特徴。少人数でも十分に駆け引きを楽しめるので、静かな夜のテント時間におすすめです。
4〜6人で遊べる|キャンプの定番メンバーで
ito(イト)
各自が自分の数字カード(1〜100)を「数字を明かさずに」テーマに沿った言葉で表現し、全員で数字の大小を想像しながら小さい順に並べる協力型パーティーゲーム。「1はインスタント味噌汁、100は高級フレンチ」など、数字とイメージを結びつける発想力とコミュニケーションが鍵。キャンプの開放感の中で遊ぶと、普段は見えない仲間の価値観が見えてくるかもしれません。
探偵は踊る
このゲームではプレイヤーの中に「探偵」「犯人」「探偵を守る人」などの役割が密かに割り振られ、誰がどの役職かを探り合います。物語の中でヒントを探し、推理と駆け引きで探偵が犯人を当てられるかが勝負の鍵。ライトな推理ゲームとして、夜のキャンプファイヤーの時間にピッタリです。6人くらいまでならテンポよく進行でき、物語風の展開に子どもから大人まで夢中になります。
大人数(4人以上)でも遊べる|世代を超えて楽しめる
花札
古くから親しまれている日本の伝統的カードゲーム。四季折々の絵柄が美しく、大人の風情を感じさせてくれます。「こいこい」などの遊び方が有名で、運と戦略がバランスよく混ざっているのが特徴。意外と子どもでも絵柄でルールを覚えやすく、家族でのキャンプにもおすすめです。コンパクトな札なので荷物にもならず、風情ある自然の中で遊ぶにはぴったりのアイテム。
おわりに|キャンプで「笑い合う時間」をもう一度
ボードゲームは、大人がもう一度「無邪気」になれる数少ない遊びです。キャンプという非日常の空間だからこそ、ふだんは言えないことを言えたり、思わぬ一面が見えたりするもの。
今回紹介したゲームはどれも持ち運びが簡単で、準備もほとんどいらず、ルールもシンプル。キャンプ初心者でもすぐに取り入れられます。友人と、家族と、童心に帰って語り合い、笑い合える時間をぜひ味わってください。
さあ、次のキャンプにはボードゲームをひとつリュックに入れて出かけてみませんか?
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