30代から本格的にスキンケアを始めようと考えているあなたへ。
前回の記事では、スキンケアに登場する用語やアイテムの意味と順番についてご紹介しました。
今回はその続編として、「実際に何から始めればいいの?」「順番はわかったけど、どのステップをどう取り入れていけばいいの?」という方に向けて、美容初心者の私が実践したステップを丁寧にご紹介していきます。
正直に言うと、私も最初は「スキンケアって工程が多すぎるし、続かなそう…」と感じていました。でも、今回お伝えする流れでひとつずつ取り入れていったことで、気がつけば毎日のルーティンとして自然に定着したのです。
ステップ①:まずは「化粧水・乳液・日焼け止め」の3点セット
最初に取り入れるべき基本中の基本は、以下の3アイテムです。
- 化粧水:洗顔後の水分補給
- 乳液:水分の蒸発を防ぐ保湿のふた
- 日焼け止め:紫外線から肌を守る
特に日焼け止めは、美容において「未来の肌を守るための最重要アイテム」です。紫外線はシミ・シワ・たるみの原因になるため、季節や天候に関係なく、毎日の使用が推奨されます。
化粧水と乳液は朝だけでなく夜にも使いましょう。特別なスキンケアをしなくても、この3つだけで肌の印象は驚くほど変わります。
ステップ②:洗顔を「泡立てて」やさしく行う
次に意識したいのが「洗顔」です。30代になると皮脂バランスの変化により、洗いすぎや摩擦による肌ダメージが蓄積されやすくなります。
そこで大切なのが、「しっかり泡立てて洗うこと」。市販の洗顔ネットを使えば、簡単にふわふわの泡を作ることができます。泡で包み込むように洗うことで、指が直接肌に触れず、摩擦を最小限に抑えられます。
朝・夜の1日2回、やさしく洗うことを習慣にしてみてください。
ステップ③:慣れてきたら「パック」や「クリーム」を取り入れる
基本のステップに慣れてきたら、週に1〜2回のスペシャルケアとして以下のアイテムを加えてみましょう。
- パック:保湿・美白・毛穴ケアなど、目的別で選べる
- クリーム:乳液のあとに使い、より高い保湿と肌の保護効果
毎日は難しくても、「今日はちょっと乾燥してるな」「ゆっくりお風呂に入った日は特別ケアしよう」といった感覚でOK。無理せず、自分のペースで取り入れることが大切です。
初心者におすすめの選び方:同じブランドで「ライン使い」する
「どのアイテムを選べばいいの?」と悩む方には、同じブランドでライン使いする方法がおすすめです。
化粧水・乳液・クリームがセットになっているラインは、成分や使用感のバランスが整っており、相性問題で失敗しにくいです。
私のおすすめは、ロート製薬のスキンケアシリーズ。肌ラボやオバジなど、初心者にも扱いやすく、日本人の肌に合いやすい処方が魅力です。
特に肌ラボの極潤シリーズは、ドラッグストアでも手に入りやすく、無香料・無着色で使いやすいアイテムが揃っています。
追記:ハトムギ化粧水・乳液について
スキンケア初心者によく勧められる「ハトムギ化粧水」や「ハトムギ乳液」は、たしかに大容量で価格も安く、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、保湿力や有効成分の濃度はそれほど高くなく、「なんとなく使っているけど変化を感じにくい」といった声も多く聞きます。
せっかく美容を始めるなら、自分の肌にしっかり効果を感じられるアイテムを選んでほしい、というのが私の本音です。ハトムギは悪くはないですが、「最初の1本」としては他の製品をおすすめします。
まとめ:まずはできることから少しずつ
スキンケアは「完璧を目指す」よりも「無理なく続けられること」が何より大切です。
まずは化粧水・乳液・日焼け止めの3点セットから始めて、洗顔方法を見直し、パックやクリームを気分に合わせて取り入れていく。そうして少しずつ肌が整い、「スキンケアって気持ちいいな」と思える瞬間がきっと訪れます。是非無理なく楽しみながらスキンケアを始めていきましょう。
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