最近、日本でもMLBの話題が豊富になっており、筆者もNPB中心の20年間を経て、MLBにのめり込むきっかけとなった選手がホセ・アルトゥーベ(José Altuve)です。彼はわずか168 cmの小兵ながら、バッティングタイトルやMVP、ワールドシリーズ制覇など、異例の記録を積み重ねてきました。
契約・マイナー時代:スーパースモール選手の原石
- ベネズエラ出身。2007年に16歳でヒューストン・アストロズと国際契約を締結。
- 小柄(身長168cm)ゆえにスカウティング評価は「パワー不足」「サイズが足りない」と当初は低め。
- しかしマイナー通算で高打率を記録し、2011年7月20日、21歳でメジャーデビューを果たします ()。
メジャーでの飛躍
- 2012年:147試合で.290・33盗塁、オールスターに早くも選出 oai_citation:0‡en.wikipedia.org。
- 2014年:打率.341・225安打・56盗塁でア・リーグ打撃王&盗塁王の“二刀流” oai_citation:1‡en.wikipedia.org。
- 2015年:ゴールドグラブ賞を受賞し守備面も高評価に ()。
- 2016年:再び打撃タイトル獲得、オールスター常連に oai_citation:2‡en.wikipedia.org。
- 2017年:打率.346・32本・84打点・39盗塁、ア・リーグMVP&ワールドシリーズ優勝 oai_citation:3‡en.wikipedia.org。
- 2018年契約延長:5年1.51億ドルの大型契約を獲得 ()。
- 2022年:オールMLBファーストチーム選出 ()。
- 2024年:通算300盗塁と200本塁打の“スモールミドル”記録を達成 oai_citation:4‡en.wikipedia.org。
- 2025年:左翼に転向し、打率.269・15本・44打点・6盗塁と安定感をキープ ()。
アルティメットスモールスタッツ:シーズン別成績
年 | 試合 | 打席 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | 57 | 234 | 61 | .276 | 2 | 12 | 7 |
2014 | 158 | 660 | 225 | .341 | 7 | 59 | 56 |
2016 | 161 | 678 | 216 | .338 | 24 | 96 | 30 |
2017 | 153 | – | 204 | .346 | 24 | 84 | 32 |
2018 | 137 | 534 | 169 | .316 | 13 | 61 | 17 |
2020* | 48 | 192 | 42 | .219 | 5 | 18 | 2 |
2022 | 147 | 620 | 175 | .282 | 23 | 98 | 0 |
2023 | – | 360 | 112 | .311 | 17 | – | 14 |
2024 | 682 | 628 | 185 | .295 | 20 | – | 22 |
2025* | 85 | – | – | .269 | 15 | 44 | 6 |
*2020年と2025年は短縮シーズンまたは途中経過 ()。
まとめ:「常識を超える小兵の偉業」
ホセ・アルトゥーベは、契約時の評価は低かったものの、MLBを代表するバッターとして進化。打率タイトル3回、MVP、ワールドシリーズ2度制覇…。その活躍は、小柄な球児たちの希望そのものです。
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今回はホセ・アルトゥーベの軌跡をご紹介しましたが、他にも取り上げてほしい選手やテーマがあれば、コメントやSNSでぜひ教えてください!次回も一緒にMLBを深掘りしていきましょう!
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