30代から美容を始めようとしているあなたへ。
「そろそろ肌のケアをちゃんとしなきゃな…」美容といっても一体なにから始めれば良いのか。ドラッグストアに行けば棚にはずらりと並ぶ化粧品。聞いたことはあるけど違いがよくわからない単語ばかりで、正直「めんどくさそう…」と感じたのも事実です。
この記事では、そんな「美容初心者」だった私が化粧水、乳液、美容液、導入美容液、先行乳液、クリーム、パックといったよく耳にするスキンケア用語の意味と、それらを使う順番、役割についてまとめました。
スキンケア基本用語の意味と役割
化粧水(けしょうすい)
肌に水分を補給するためのアイテムです。洗顔後の肌はとても乾燥しやすい状態にあるため、まずは化粧水で潤いを与えるのが基本中の基本。保湿だけでなく、その後に使うアイテムの浸透を助ける“土台”のような役割も果たします。
乳液(にゅうえき)
化粧水で補った水分を逃がさないよう、油分でふたをする役割があります。水分と油分がバランスよく含まれているので、肌をしっとり柔らかく保つ効果も。スキンケアの基本2ステップ「化粧水+乳液」は、初心者にもおすすめです。
美容液(びようえき)
特定の肌悩みにアプローチする成分が高濃度で含まれている集中ケアアイテム。美白、シワ改善、毛穴ケアなど種類も豊富で、目的に応じて使い分けます。化粧水のあとに使うのが一般的です。
導入美容液(どうにゅうびようえき)
プレ化粧水とも呼ばれ、スキンケアの一番最初に使うことで、その後の化粧水や美容液の浸透を良くするためのアイテムです。肌の表面を柔らかくし、角質層までしっかり成分を届けやすくします。
先行乳液(せんこうにゅうえき)
化粧水より前に使う“乳液”タイプの導入アイテムです。油分で肌を柔らかくしておくことで、後から使う化粧水の浸透をサポートします。特に乾燥が気になる方におすすめです。
クリーム
スキンケアの最後に使う「仕上げ」のアイテム。水分と油分がバランスよく含まれ、肌に保護膜を作って外部刺激や乾燥から守ってくれます。夜のスキンケアに取り入れることで、朝の肌の状態がぐんと良くなるのを実感できるでしょう。
パック
週に1〜2回の“スペシャルケア”として使われることが多いのがパックです。シートタイプや洗い流すタイプなど様々あり、肌悩みや気分によって選べるのも魅力。保湿、美白、毛穴ケアなど目的別に展開されています。
使う順番と基本ステップ
- 1. 導入化粧水 または 先行乳液
- 2. 化粧水(パック)
- 3. 美容液
- 4. 乳液
- 5. クリーム
すべてのアイテムをいきなり揃える必要はありません。まずは「化粧水+乳液」の基本セットを取り入れ、慣れてきたら美容液やクリームを追加していくのがおすすめです。
まとめ:まずは用語を理解することから
今回ご紹介したように、スキンケアにはさまざまなアイテムがありますが、それぞれにしっかりとした役割があります。「これは何のために使うのか」「どの順番で使えばよいのか」を理解することで、美容へのハードルはぐっと下がります。
次回は、実際に「まず何を買うべきか」「どう選べばよいか」について、具体的にご紹介していきます。いきなり完璧を目指さなくても大丈夫。30代からの美容は、少しずつ始めていくことが何より大切です。
次回:『初心者はなにから始めるべきか?』に続きます。
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