最近、日本でもMLB(メジャーリーグベースボール)をメディアで目にする機会が増えています。
特に大谷翔平選手の影響もあり、これまでNPB(日本プロ野球)しか見てこなかった人たちも「MLBって面白そう」と感じるようになっています。
とはいえ、ルールや選手層の違い、試合の雰囲気などがわかりづらく、どこから楽しめばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、「まずは1人の選手に注目してみる」という見方。
今回は、その中でも“ドジャースの異次元エース”タイラー・グラスノー(Tyler Glasnow)選手をご紹介します!
プレースタイル・ポジション・所属チーム
タイラー・グラスノー選手は、ロサンゼルス・ドジャース所属の先発右腕投手です。
203cmという高身長から繰り出す160km/h近いフォーシームと、打者を翻弄するスライダー、カーブを武器にする“パワーピッチャー”。
とくに右打者の膝元へ沈むカーブは「芸術的」と称され、MLBでもトップクラスの空振り率を誇ります。
圧巻のフィジカルとインパクトあるビジュアル
- 身長:203cm
- 体重:102kg
- 出身:アメリカ・カリフォルニア州
とにかく目立つ! マウンドに立つと「え、バスケ選手?」と思うような存在感。
さらに、彫りの深い顔立ちに青い目、流れるようなブロンドヘアで“モデル級のルックス”も話題です。
ただし、グラスノー選手の魅力は見た目だけではありません。驚異の身体能力と抜群のバランス感覚が投球に活きています。
過去の活躍と成長の軌跡
グラスノー選手は2016年にパイレーツでメジャーデビュー。
当初は制球難で結果を残せず、「未完の大器」と呼ばれる存在でした。
しかし、2018年にレイズへ移籍すると大ブレイク。
- 2019年:12試合登板、防御率1.78、奪三振率11.3と驚異の数字を記録。
残念ながらケガにより規定投球回には届かなかったものの、「もし完走していればサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)も夢ではなかった」と言われました。
現在の所属と契約内容
2024年オフ、グラスノー選手はタンパベイ・レイズからロサンゼルス・ドジャースへ移籍。
その際、5年総額1億3600万ドル(約210億円)という超大型契約を結びました。
これはドジャースが「大谷翔平に次ぐエース」として大きな期待を寄せていることの証です。
2024年の成績(2025年7月上旬時点)
2024年シーズン、グラスノー選手はドジャースで以下の成績を記録しています。
- 登板:18試合
- 勝敗:10勝5敗
- 防御率:3.39
- 奪三振:142
- WHIP:1.04
制球力が改善され、安定感が格段に向上しています。
まさに「全盛期を再現しつつある」ピッチングスタイルで、ポストシーズンでの活躍も大いに期待されています。
全盛期の具体的な成績(30歳以上)
2024年で30歳を迎えたグラスノー選手。
過去の全盛期と言えばやはり2019年の“無双状態”が有名です。
- 2019年(レイズ)
- 登板数:12
- 防御率:1.78
- 奪三振率:11.3/9回
- 被打率:.186
まさに「誰も打てない」状態。
その後もケガを経ながら成績を回復し、2024年は新天地ドジャースで完全復活の兆しを見せています。
人間性・オフの魅力
グラスノー選手の魅力はプレーだけではありません。
- 読書家で哲学好き
- 自他ともに認める“天然キャラ”
- 愛犬家でSNSには愛犬との写真多数
- チームメイトとの距離感が近く、ムードメーカー的存在
特に有名なのが「哲学書を読みながらマウンドに立つ男」という異名(?)。
試合後のインタビューで「最近読んだのは“Being and Time(存在と時間)”」と答えたこともあります。
また、チーム内では天然発言やマイペースな言動が多く、「変わり者だけど憎めない」と評判です。
MLB初心者がグラスノーを“推す理由”まとめ
- とにかく見た目がカッコいい!
- 160km超えの豪速球で魅せる
- カーブ・スライダーが芸術的
- 哲学好きというギャップ萌え
- 大型契約を結んだ注目の投手
MLB観戦を始めるにあたって、「誰を応援しよう?」と悩むなら、グラスノー選手はまさにピッタリの存在。
彼の1球1球に詰まった“ロマン”を、ぜひ楽しんでみてください。
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※本記事は2025年7月時点の情報をもとに作成しています。
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