【MLB注目投手紹介】ヤンキースの左のエース候補、マックス・フリードを徹底解説

今回はニューヨーク・ヤンキースの新加入左腕、マックス・フリード(Max Fried)投手をご紹介します。

アトランタ・ブレーブス時代から高い制球力と守備面での貢献が評価され、2025年はヤンキースでもエース級の活躍を見せています。

基本プロフィール&契約内容

  • 生年月日:1994年1月18日(2025年時点で31歳)
  • 身長/体重:193cm/86kg
  • 投打:左投げ/左打ち
  • 出身地:カリフォルニア州サンタモニカ
  • ポジション:先発投手
  • 背番号:54(ヤンキース)

2024年12月、ヤンキースと8年総額2.18億ドルの大型契約を締結。左腕では歴代最長クラスの契約で、球団の信頼の厚さがうかがえます。

2025年シーズン前半戦の成績

2025年オールスター前までの成績は以下です:

  • 勝敗:11勝3敗(リーグ2位)
  • 防御率:2.43(リーグ8位)
  • 奪三振:113(24位タイ)
  • WHIP:1.01(リーグ10位)
  • 登板/先発:20試合/20先発

毎試合6〜7回を安定して投げる実績は、まさにエース級の信頼感です。

All‑Star選出と評価

2025年シーズンもオールスター選出を果たし、ヤンキースを代表する先発左腕として注目されています。

シルバースラッガー賞受賞の背景

2021年には、投手としてリーグ最高の打撃成績を収める選手に贈られるシルバースラッガー賞(投手部門)を受賞しました。シーズン打率.273、出塁率.322と、投手では異例の攻撃力を見せたことが評価されています。特にNLで投手への追加賞が最後になった年であり、彼はその歴史に名を刻んだ存在です。投手としてオフェンスでも貢献する点が高く評価されました。

これまでのキャリア&プレースタイル

MLBデビューは2017年アトランタ・ブレーブス。2021年のワールドシリーズ優勝に貢献し、ゴールドグラブ3回、シルバースラッガー1回と、守備と打撃の両面で実績を残しています。制球力と多彩な変化球(カーブ、チェンジアップ、スライダーなど)が武器で、要所を締める能力が高く評価されています。

怪我からの回復と現在の状態

2025年7月は指のマメの治療中ですが、大事には至らず順調に復帰へ向けて調整中です。

将来性と注目ポイント

  • 制球と配球の巧みさで平均6~7回を任せられる安定感
  • 31歳ながら長期契約で今後も中心選手として活躍見込む
  • エース候補としての地位だけでなく“打てる投手”の異色性も魅力

人柄とチーム評価

冷静沈着で真摯な人柄としてチームから高い信頼を得ており、ジェリット・コールとの併用体制でも役割をしっかり果たしています。

初心者に伝えたい推しポイント

  • 制球力と安定感で“安心して試合を観られる投手”
  • オールスター実績とシルバースラッガー受賞で説得力十分
  • 打てる投手という稀な存在感
  • 大ケガを乗り越えてなお進化し続ける姿がかっこいい

まとめ

マックス・フリード投手は、制球力・攻守両面で高評価される左のエース候補です。2025年前半戦でも安定した実績を残し、シルバースラッガー賞で“打てる投手”としての異色の側面も光ります。MLB内でDH制が廃止された現在は中々打席を目にする機会はないかもしれませんが二刀流としての活躍も楽しみにしていきましょう。彼はこれからも長期契約のもと、ヤンキースを支える存在になることでしょう。

今後も注目選手についての記事作成を進めていきますので、紹介してほしい選手などはぜひコメントで教えてください!

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