最近、メディアやSNSでMLB(メジャーリーグベースボール)の話題を見かけることが増えてきました。「大谷翔平」や「山本由伸」といった日本人スターの活躍によって、NPBファンの中にもMLBへの興味を持ち始めた方は多いのではないでしょうか。筆者自身も、約20年間NPBを見続けてきた筋金入りのプロ野球ファンですが、ここ数年でメジャーの魅力に惹かれるようになりました。
ただし、MLBファンになって最初に直面する壁があります。
それは「現地観戦のハードルが高いこと」。
日本からアメリカまでの距離、言語の壁、観戦チケットの購入方法など、なかなか気軽には行けません。
しかし、もしこれから新婚旅行を計画しているなら――
「MLB観戦」を旅の目的の一つにしてみてはいかがでしょうか?
アメリカのボールパークはどれも個性があり、美しい街並みや絶景を背景にした球場も多く、一生に一度の記念旅行にふさわしい体験ができます。
目次
MLBの年間スケジュール:観戦可能な時期は?
MLBのシーズンは毎年3月末〜10月初旬まで。
大きく分けると以下のような流れです。
- レギュラーシーズン:3月末~9月末
- ポストシーズン(プレーオフ):10月〜中旬(ワールドシリーズ)
試合が行われるのは基本的に月曜日〜日曜日の毎日ですが、
月曜日は移動日になることが多く、試合数がやや少なめ。
特に観戦が目的であれば、火曜〜日曜を含めた日程で組むのが安心です。
新婚旅行にもおすすめ!アクセス良好なMLB球場3選
1. ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス・ドジャース)
- 場所:カリフォルニア州ロサンゼルス
- アクセス:ハリウッドやビーチエリアから車で30〜40分
- ホームチーム:ロサンゼルス・ドジャース
- 日本人選手:大谷翔平、山本由伸
- 同地区の対戦可能性が高いチーム:サンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス
ロサンゼルス旅行を兼ねた観戦に最適。ハリウッド、サンタモニカ、ディズニーランドなど観光地が盛りだくさん。しかもドジャースは現在、日本人スターが二人在籍しており、日本からの観戦熱も最高潮です。試合前には日本のテレビクルーを見かけることも多く、海外でも安心して応援できる環境です。
2. トロピカーナ・フィールド(タンパベイ・レイズ)
- 場所:フロリダ州セントピーターズバーグ(タンパ周辺)
- アクセス:フロリダのビーチリゾートから車で30分程度
- ホームチーム:タンパベイ・レイズ
- 日本人選手:現状在籍なし(2025年7月現在)
- 同地区の対戦可能性が高いチーム:ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、ボルチモア・オリオールズ
ビーチリゾートとMLB観戦を両立したいならフロリダがおすすめ。雨が多い地域ですが、トロピカーナ・フィールドは屋内球場なので天候を気にせず観戦できます。ハネムーンでリゾートに滞在しつつ、1日だけ野球観戦というスタイルも人気です。
3. T-モバイル・パーク(シアトル・マリナーズ)
- 場所:ワシントン州シアトル
- アクセス:ダウンタウンから徒歩圏内
- ホームチーム:シアトル・マリナーズ
- 日本人選手:菊池雄星(※2025年時点で在籍中か要確認)
- 同地区の対戦可能性が高いチーム:ヒューストン・アストロズ、オークランド・アスレチックス、テキサス・レンジャーズ
シアトルといえばイチローでおなじみのマリナーズの本拠地。スタバ本社やパイクプレイスマーケットなど、観光とグルメが両立する都市です。球場から海が見える景色も美しく、開閉式の屋根があるため天候にも左右されません。
新婚旅行×MLB観戦は、一生の思い出になる
新婚旅行は「一生に一度」の特別なイベント。そこにMLBの現地観戦を組み合わせれば、野球ファンにとっては最高の思い出づくりになるはずです。試合後には地元のファンとハイタッチ、スタジアムグルメや本場の応援スタイルに触れることで、MLBへの愛着も一気に深まります。
まとめ:野球好きな2人にこそ「MLB観戦ハネムーン」を
- MLBは3月末〜10月上旬まで毎日試合がある(特に月曜は試合が少なめ)
- 新婚旅行との相性がいい都市にある球場を選ぶのがコツ
- 大谷翔平や山本由伸のような日本人選手が活躍しているチームを観に行くのもおすすめ
- 球場によっては旅行とセットで満喫できるリゾート地もあり
一生に一度の新婚旅行。野球好きな二人なら、ぜひMLB観戦を旅の思い出に加えてみてください。アメリカでしか味わえないボールパークの魅力が、きっと忘れられない時間を演出してくれます。
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