最近、日本でもMLB(メジャーリーグベースボール)の話題を見る機会が増え、NPBで約20年を過ごしてきた筆者も、「全力の一投」に惹かれてMLBを本格的に楽しむようになりました。その中でも圧倒的な存在感を示すのが、アロルディス・チャップマンです。
チャップマンとは?
- 本名:アルベルティン・アロルディス・チャップマン・デ・ラ・クルス
- 生年月日:1988年2月28日(37歳)
- 出身:キューバ・オルギン
- 投打:左投左打
- 初登板:2010年8月31日(レッズ)
- 最速:105.8mphによるMLB最速球記録保持
- 通算:防御率2.58、奪三振1,294、セーブ349(2025年6月まで) oai_citation:0‡espn.com oai_citation:1‡en.wikipedia.org
「キューバのミサイル」と呼ばれるその速球は、多くの打者をねじ伏せ、7度のオールスター出場+2度のワールドシリーズ制覇を実現しました 。
MLBキャリアハイライト
- 2010年:MLBデビューで105mphの剛速球を披露
- 2016・2022年:ヤンキースで長年クローザーを務める
- 2019年:「ALリリーフイヤー」受賞+ワールドシリーズ制覇(ヤンキース) oai_citation:2‡espn.com oai_citation:3‡reuters.com
- 2023年:ロイヤルズ→レンジャーズで2度目のWS制覇 oai_citation:4‡statmuse.com
- 2024年:パイレーツで61⅔回に98奪三振、14セーブを記録 oai_citation:5‡reuters.com
- 2025年:レッドソックス移籍後、38試合で防御率1.29、15セーブ、51奪三振。WHIP0.77(6月中旬時点) oai_citation:6‡mlb.com。
NFL
シーズンごとの成績(2016〜2025年中)
年 | 登板 | 投球回 | ERA | 勝–敗 | セーブ | 奪三振 |
---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 31 | 31.1 | 2.01 | 3–0 | 20 | 44 () |
2017 | 55 | 57.1 | 2.21 | 3–2 | 37 | 85 () |
2018 | 69 | 67.0 | 2.54 | 3–2 | 37 | 89 () |
2019 | 60 | 57.0 | 2.21 | 3–2 | 37 | 85 () |
2020 | 19 | 16.2 | 3.09 | 1–2 | 6 | 22 () |
2021 | 61 | 56.1 | 3.36 | 6–4 | 30 | 97 () |
2022 | 45 | 45.0 | 4.46 | 3–4 | 14 | 51 () |
2023 | 61* | 58.1 | 2.45* | 6–5* | 18* | 58* () |
2024 | 68 | 61.2 | 3.79 | 5–5 | 14 | 98 () |
2025* | 38 | 35.0 | 1.29 | 3–2 | 15 | 51 () |
* 2023年はロイヤルズ+レンジャーズ合算成績、2025年は6月中旬現在。
まとめ
チャップマンは、MLB通算349セーブを記録した実力者であり、7球団を渡り歩いても「速球と気迫」が衰えません。キューバ脱出から、MLB最速球、WS2勝、名門ヤンキースの守護神と輝きを放ったその歩みは、「全力の一球」を信じるすべてのファンに深い感動を与え続けています。
あなたの「気になるMLB選手」を教えてください!
今回はアロルディス・チャップマン選手をご紹介しましたが、MLBにはまだまだ魅力的な選手がたくさんいます。リクエストをいただければ、次回はあなたの“推し選手”を取り上げます。一緒にMLBの魅力を深堀りしていきましょう!
コメント